増田メモリアル

はてな匿名ダイアリー(通称:増田)の面白投稿ピックアップ

セルフレジ雑感

老人が全員、機械音痴と決めつけるのは失礼ですよね?

iPhoneアプリ開発してる80過ぎのばーさんもいるのだから、年齢ではなく個人の資質です。

機械が苦手な人もいるだろうけど、あるスーパーマーケットでは、人間が対応するレジも1台残してたから、何とかなるんじゃないかな?

 

anond.hatelabo.jp

上野御徒町に、吉池という店がある。一階は魚屋、地下1はスーパー(とパン屋)、地下2は酒屋と荒物屋である。

 

我が陋屋からは電車で一本、月に一度ぐらい気の利いた魚が食いたくなった時に買い出しに行く。無論上野である、しばしばインバウンド共が己と活ガニを自撮りしようとして河岸声の親爺に止められている風景を見るのはご愛嬌だ。しかしそれよりよく見るのが近隣住民の年寄り衆(婆さんというほどしょぼくれてはいないが、マダムと呼ぶには雑気ない)。イメージよりは地元民という奴がこの辺には多く隠れている。

 

さてこの店、数年前に本店を改築し、さらに昨年ごろにレジを入れ替えた。当節はやりのセミセルフ式(レジ入力を店員がやり、支払だけ専用機でやるタイプ。客が時間をかけるのは支払いで、これを複線化するので全体の時短につながる)である。

 

これが入って最初の買い物の時はちょっとしたカオスだった。レジ=金を払う場所、という固定概念は強固なものなのである。年寄り衆(連中は説明にまた時間がかかる)を筆頭に時短につながるはずの新システムは、行列生産機と化していた。まー年寄りだから仕方あるまい、と思ってこちらも位の列に並んで会計を済ます。

 

その次の月である。年寄り衆はどうなったか。何のことはない見事に適応していたのである。あまつさえ、うち結構な数は現金ではなくスイカやらパスモやら、何らかの非現金決済を活用しているではないか。ついついレジで財布を取り出してしまうこちらとは利用頻度が違うのである。

さて、ここまで来て

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180418-00000058-sasahi-life

話はここへ帰結する。

 

バカか。

 

よほどこのアフロBBAの方が老人を侮っている。適応できるかどうかはひとえに個人の資質にほかならぬ。年寄りの全員が全員機械も使えぬ阿呆だと断じる根拠は何だ。無論、当方もn=1の話をしている。だがBBAが賢しらに書き立てる「お年寄り」はほとんど観念上のものだ。更に言えば、全員が全員そうだという話ではない。

 

反テクノロジーを謳って暮らしていくのは結構。勝手にしろ。しかしそれを正当化するのに勝手に「弱者様」を設定して無遠慮に世間を殴りつけることが正当な行いだろうか(反語、為念)。現実も見ていないような馬鹿が記者面を晒すな。 

 

www.yoshiike-group.co.jp

 

b.hatena.ne.jp

 

セルフレジ雑感

地元名士は松坂屋で、地元中流は吉池で、地元庶民は多慶屋で買い物。

2018/04/24 05:29

b.hatena.ne.jp

 

セルフレジ雑感

陋屋:ろうおく 狭くてみすぼらしい家。また、自分の家をへりくだっていう語。

2018/04/24 11:22

b.hatena.ne.jp

 

↓増田で言及されていた記事がコチラ。

 

headlines.yahoo.co.jp

 数カ月前、わが近所のスーパーで「自動支払機」が導入されました。レジで合計金額が出たら、指定された番号の支払機のところへ行き、画面の指示に従って自分でお金を投入。お釣りとレシートを受け取るというものです。なるほど人口減少による人手不足は東京でも確実に進行しているのだと実感します。

 でもこれでサクサク事が運ぶかというと、そうもいかないのでした。レジで計算は終わってもしばし待たされることがあるのです。ふと見ると、機械の操作に手間取るお年寄りの姿が。レジの人が助け舟を出すのですが、ただでさえ慌てているお年寄りはなかなか指示が耳に入らず戸惑っています。

 そんな様子を見ていると、なんだかやるせない気持ちになってくる。

 年をとれば誰だって、新しいことを覚えるのは難しくなる。それは努力不足でもなければ恥ずかしいことでも何でもありません。それなのに、ただ日々の買い物をするだけで、まごまごさせられ、自分は世の中から取り残されているのだと公衆の面前で感じなきゃいけないなんて、なんと残酷なことでしょうそれがイヤで買い物に行きたくなくなる人だっていると思うのです。ますます高齢化が進む世の中で、それは決して軽視できないことではないでしょうか。

 買い物とは、世の中とつながる大切な営みです。家から外へ出て、自然の空気を感じながらてくてく歩き、店でいろんな商品を見て、欲しいものを吟味して選び、店の人にお金を払って商品を受け取る。その何げない一連のことが、どれほど人のつながりと健康に役立っていることか。

 そう考えたら、ものを売る人の責任は少なくないものがある。

 効率化も大事ですが、なくしてはいけないものもあるのではないでしょうか。誰のために、何のために商品を売るのか。それは究極のところ人の幸せのためなのだと思います。もし客を不幸にする効率化ならば、それを本末転倒という。

 

b.hatena.ne.jp

 

稲垣えみ子「スーパーの自動支払機はお年寄りに残酷すぎる」〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

最初まごつくのはお年寄りだけじゃないし全然恥ずかしいことでもないし、近所のスーパーはもうお年寄りもみんな馴れてすいすい使ってるよ。

2018/04/23 14:54

b.hatena.ne.jp

 

稲垣えみ子「スーパーの自動支払機はお年寄りに残酷すぎる」〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

自説に都合の良い弱者を設定して主張。「リベラル」の鑑だな。/関連記事がタイトルだけでお腹一杯になる。/このお年寄りって実在するのかな? 嘘くさいな。

2018/04/23 06:28

b.hatena.ne.jp

 

稲垣えみ子「スーパーの自動支払機はお年寄りに残酷すぎる」〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

財布の小銭全投入できるというのを教えてあげればこれほど高齢者にとって優しい機械はないと分かってもらえるはず。

2018/04/23 15:46

b.hatena.ne.jp

 

稲垣えみ子「スーパーの自動支払機はお年寄りに残酷すぎる」〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

スーパーは公共事業でも慈善事業でもないから、新しい施策で利益があがるならそれを採用するし批難されるいわれはない。仮にそれで老人がスーパー行けなくなったら老人向けのビジネスが発生するだけ

2018/04/24 10:47

b.hatena.ne.jp

 

稲垣えみ子さん(アフロBBA)の記事を見て分かることは、「事実」と「意見」を混ぜて文章を書いています。

事実:自動支払機の操作にまごつくお年寄りがいた。

意見:機械の操作が苦手なお年寄りは、支払いの手間や疎外感を感じているだろうから、買物に行きたくなくなる人もいると思う。

 

「思う」という言葉を使っていることからも分かる通り、この意見はお年寄り本人のものではなく、それを見た稲垣えみ子さんの意見なのです。

=稲垣さんがお年寄りにインタビューをして、お年寄りの意見を聞き出したわけではありません。

セミセルフレジの導入を本末転倒だと思っているのは、稲垣さんの意見であり、お年寄りの意見ではありませんね?

 

お年寄り自身にインタビューしてみれば、確かに「面倒」「手間」「疎外感」を感じるという人も出てくるでしょう。

しかし、それで店が悪いと断じることはできません。

なぜなら、店側は客に対するフォローをきちんとしているからです。店員が機械の操作方法について、助け舟を出しています。

もしも、これが機械の操作ができない客を、店員が無視したり嘲笑していれば問題だと思いますが、そうではありません。店員と客の間にコミュニケーションが発生しているので、「疎外」ではなく「つながり」が生じています。

つまり、稲垣さんの文章の中に、稲垣さん自身の意見に対する反証が存在しているのです。

(自分で自分の意見を否定する論を張っている。稲垣さんの論理展開は矛盾していますね?)

 

 

スーパーマーケットほど素敵な商売はない―100年たってもお客様から支持される企業の原則