教職課程の現場にて
学校の先生は大変な仕事で、先生になりたい若者が減っているんですね。
2,3日前に、教員採用の倍率が下がりすぎて大変なことになっているということが話題になっていた。
教職課程の現場も同じ構造になっている。
学部の1年生で教師に憧れて入ってきた学生も、2年、3年と学年が進むにつれて、ブラックすぎる職場に希望を失い、民間や他の公務員に志望を変えていく。
残るのは、思い込みの強いタイプの学生が多い。
目鼻が利いて、仕事のできそうな、全体的に物を観ることのできるタイプは民間、特にメーカー系へ流れていく。
もともと教職課程を希望する学生は、勤務先の大学の中でも優秀で真面目な学生が多いので、良い企業に内定を得ていく。
大変ことになってますよ、優秀な学生が採れなくなりますよと、校長さん達との懇談の機会があったときなどに伝えたが
「やる気のない学生には受けてもらわなくて結構」
との反応がほとんどである。
県教委の偉いさんは
「問題が起きているのは認識しているが、号令をかけても現場が変わらない」
とのことであった。
親しい校長に話を聞くと、県教委の方向性もよくわかっているが、それこそ一部の教員の意識がなかなか変わらず、ブラック部活に一直線でニガニガしい思いをすることも多いとのことであった。
既に教員として働いている元学生に話を聞くと、一部の生徒自身や保護者の期待や要請もあり、さらに教員同士の目もあってなかなか変えられないとのことであった。
多様な関係者が三すくみの状態になっている。変えられないという人の特徴は、他の人の様子を伺いすぎている。
何があろうと、正しいと思考、判断した己の決断を断固として実行する思想や姿勢が弱いのではないか。
https://anond.hatelabo.jp/20190117105909
20年以上前に学生だった世代だけど、当時でも教育学部に入っても教員にならず民間に就職する人は普通に沢山いるという認識だったが
それに元々昔から「教職に憧れて」というより「公務員で安定してるから」みたいな人の方が多いんじゃないの?特に女性は「女性だからと言って差別されず子供産んでも続けられる数少ない職の一つ」って認識も強かったよね
それだと景気回復すれば民間に行きたがる人が増えるのも当然だし
今は民間企業でも子供産んでも続けられる所が多いから敢えて教職でなくても、って女性が増えるのも当然だと思う
そういう打算なしに「憧れて」なる人なんて昔から少数派じゃないの?
受験の面接とかでは憧れを口にするだろうけどさ
https://anond.hatelabo.jp/20190216173937
そうだよね。
今はインターネットのおかげで学校教師はサービス残業だらけのブラック企業だとバレちゃったから、優秀な学生はまず選ばない。
教師になるのは、他に就職口がないあぶれ者のバカ学生だけ。
それでも教員採用の競争倍率が低くなるってよっぽどだね。
将来は学校自体が教員不足で運営できなくなるだろう。
もう学校自体が古い仕組みになってしまって、時代遅れだね?
もっと新しい別の学びの形態が発明されても良い頃なのだろう。
https://anond.hatelabo.jp/20190216174704
学校の本分は昔も今も選抜であって教育は二の次でしかない
少なくとも文系に関して言えば、論語を学ぼうが何を学ぼうが選抜さえできていれば大した問題はないわけだ
https://anond.hatelabo.jp/20190216223023
教職課程から逃げた学生はたくさん知ってるけど「ブラック過ぎる現場」というのも別に部活動の多忙が理由でなくて(むしろ部活顧問は自分らの経験からやりたい子が多い)今どきのひねくれたガキとその親とのコミュニケーションがブラックすぎるから自信なくして去っていったケースだったけどな
いじめ事件のマスコミとネット報道の過熱具合が人が去ってく理由だろ
https://anond.hatelabo.jp/20190216223854
こういった傾向が、新潟の小学校の採用倍率1.2倍だろう。
ほぼ名前書けば受かる世界。
ちなみに大阪市小学校2.3倍、中学2.3倍
3倍切ると、人はほぼ選べない世界らしい。
教職課程の現場にて
教育実習行ったよ。その結果教員のアホさに嫌気がさして教員になるという選択肢は外したよ。あんなのの同類になりたくないんで。
2019/02/16 21:33
教職課程の現場にて
学生時代は教員の倍率が50倍くらいあり教員免許を取っても無駄と諦めて、教職課程を選択する人が少なかった。今は教員のブラックさ加減に嫌気がさしている。
2019/02/16 19:32
教職課程の現場にて
私は教員になりたくて大学に行ったつもりだったが、働きながら大学に行っていた私が教職課程を取るのは体力的に不可能に近く、あきらめた。教職課程自体がブラックっていう言い回しを見て思い出した。
2019/02/17 00:06
教職課程の現場にて
不登校だった子でも楽しく行けるような学校がじわじわと増えてきてるみたいだから、あと20年位したらそういう学校が主流になるんじゃないかなぁ。
2019/02/16 18:50
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181109431256.html
教員採用試験倍率 小学校1・2倍 19年度新潟県 全国で最低
県教育委員会が2019年度の採用に向け実施した教員採用試験で、小学校教諭の競争倍率が1・2倍に落ち込み過去最低だったことが8日、分かった。
全国の都道府県教委への新潟日報社の取材によると、北海道(札幌市を除く)と並び全国最低だった。
【社会】 2018/11/09 10:36
先生がつぶれる学校、先生がいきる学校―変わる学校、変わらない学校 実践編【II】
- 作者: 妹尾昌俊
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2018/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る