インターネットは情報交換網なので、結局のところ掲示板みたいなものでしょうか?
インターネットの世界は進歩しているように見えて、ここ20年くらい大きな進歩はな
い。
数多くのインターネットサービスが生まれ、育ってきたが、どれも「すごい掲示板」にすぎない。
例えばメルカリ。
売りたいものをメルカリという「掲示板」に書く。
買いたい人は「掲示板」を見る。そして買いたいと「掲示板」に書く。
すると、買った人と売った人だけが見れる掲示板が新たに作られ、取引が終わる。
例えばクックパッド。
レシピを載せたい人が、レシピをクックパッドという「掲示板」に書く。
料理を作りたい人はクックパッドという「掲示板」を見る。
これだけ。
例えばYouTube。
動画を載せたい人が、動画をYouTubeという「掲示板」にアップする。
動画を見たい人は、すごい掲示板であるYouTubeで動画を再生する。
例えばInstagram。
自分の撮った写真を、Instagramという「掲示板」にアップする。
写真を見たい人は、ハッシュタグなどで写真を探し、見る。
どのサービスも、ただの「すごい掲示板」だ。
テキストの代わりに、写真や動画が見れるようになったり、特定の人だけが見れたり、検索できるようになっただけだ。
本質は、ただのデータの保存とデータの表示であって、そこは何も変わっていない。
2chが未だに機能しているのも、本質的な部分で差別化できているサービスがないからなのだろう。
最近になって、ARやスマートスピーカーというものが流行り出そうとしている。
これらは、掲示板の枠をはみ出す可能性の高いものであり、インターネットサービスが次のステップに進む可能性を秘めている。
とはいえ、掲示板脳である僕らは、ARやスマートスピーカーも、すごい掲示板として使うのだろう。
掲示板以外をそろそろ見たい。
Webサービスは掲示板の域を抜け出せていない
これは難しい問題だよね。そもそも人間のコミュニケーションは半二重なので、どうしても掲示板ライクなサービスに落ち着いちゃう。コミュニケーション以外の何かをサービスとして提供できれば変わるんだろうけど。
2017/11/10 19:38